2004-09-12 に手に入れた iPod M9282J/A は、USB1.1 で PC と接続して使っている。
私のマシンは古いので、IEEE1394 や USB 2.0 などというハイカラなインターフェイスは装備していない。少し前なら 2004-06-16 に借りた玄人指向の IEEE1394 インターフェイスカード IEEE1394V2-PCI を装備していたが、既に返してしまった。
というわけで私のマシンでは USB1.1 とシリアルポート、パラレルポート、イーサネットしかない。iPod 同梱のマニュアルには IEEE1394 か USB 2.0 が必要と書いてある。ダメもとで USB 1.1 で iPod を繋いでみたら、問題なく認識された。とりあえずエラーや誤動作なしで稼働中だ。充電もできている。
iPod: USB 1.1 接続を使用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/ ...
アップルの提案する iPod 生活には、遅い USB 1.1 など眼中にないって事のようだ。確かに、USB 1.1 で iPod を接続した場合は遅い。理論値 480Mbps の USB2.0 に対し、USB 1.1 は理論値 12Mbps なんだから当たり前だけどね。
速い Mac に IEEE1394 で iPod を接続した場合、CD 一枚を取り込んで iPod に転送するまで数十秒で終わってしまうこともあるそうな。私の環境からすれば信じられない速度だ。
気になるのは、上記ページにあった以下の一文。
USB 2.0 も USB 1.1 も供給できる電力は同じ 500mA のはずだ。それなのに何で「長い時間がかかる」という表現を使っているんだろう? ちなみに、私の USB 1.1 環境ではバッテリー残量ゼロからフル充電まで約4時間かかる。長く感じるかもしれないが、PC を常時稼働させているので気にならない。
私にとっては実用上問題がないので、しばらくは USB 1.1 の環境で iPod を使うことにした。
マザーボード: ASUS CUWE i810E
OS: Windows2000 SP4
USB: USB 1.1
- IEEE1394 と USB 2.0 は「推奨」環境
私のマシンは古いので、IEEE1394 や USB 2.0 などというハイカラなインターフェイスは装備していない。少し前なら 2004-06-16 に借りた玄人指向の IEEE1394 インターフェイスカード IEEE1394V2-PCI を装備していたが、既に返してしまった。
というわけで私のマシンでは USB1.1 とシリアルポート、パラレルポート、イーサネットしかない。iPod 同梱のマニュアルには IEEE1394 か USB 2.0 が必要と書いてある。ダメもとで USB 1.1 で iPod を繋いでみたら、問題なく認識された。とりあえずエラーや誤動作なしで稼働中だ。充電もできている。
- iPod のドキュメントをあたってみる
アップルのウェブサイトでは、USB 1.1 でも使用できる場合がある、という書き方をしている。iPod: USB 1.1 接続を使用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/ ...
コンピュータのなかには、一部の iPod モデルと USB 1.1 接続を介して接続できるものがありますが、この方法は推奨されていません。
Dock コネクタを装備した iPod モデル、iPod mini、または iPod (Click Wheel) は USB 1.1 接続を介してコンピュータと接続できる場合がありますが、USB 1.1 の転送速度は非常に遅いためこの方法は推奨されていません。最高の環境を得るためには、USB 2.0 または FireWire を使って iPod をお使いのコンピュータと接続してください。なお、この際に USB 2.0 または FireWire カードの購入と取り付けが必要になる場合があります。
アップルの提案する iPod 生活には、遅い USB 1.1 など眼中にないって事のようだ。確かに、USB 1.1 で iPod を接続した場合は遅い。理論値 480Mbps の USB2.0 に対し、USB 1.1 は理論値 12Mbps なんだから当たり前だけどね。
速い Mac に IEEE1394 で iPod を接続した場合、CD 一枚を取り込んで iPod に転送するまで数十秒で終わってしまうこともあるそうな。私の環境からすれば信じられない速度だ。
気になるのは、上記ページにあった以下の一文。
4. 近くに電源がないときに iPod mini を充電する必要のある場合、電源供給型の USB 1.1 ポートに接続することができます。ただし、充電には長い時間がかかります。
USB 2.0 も USB 1.1 も供給できる電力は同じ 500mA のはずだ。それなのに何で「長い時間がかかる」という表現を使っているんだろう? ちなみに、私の USB 1.1 環境ではバッテリー残量ゼロからフル充電まで約4時間かかる。長く感じるかもしれないが、PC を常時稼働させているので気にならない。
私にとっては実用上問題がないので、しばらくは USB 1.1 の環境で iPod を使うことにした。
- iPod と PC の環境
iPod: Apple iPod 20GB (Click Wheel) Mac&PC [M9282J/A] 第4世代 iPodマザーボード: ASUS CUWE i810E
OS: Windows2000 SP4
USB: USB 1.1
アップルの携帯型音楽プレイヤー iPod M9282J/A を手に入れた。
ただ単に手に入れただけではない。入手する過程で、私は自分の『運』を乗り越えることができた。
- 私はくじ運・ビンゴ運が悪い
私はくじ運やビンゴ運があまり良くない。ファミコン版ドラゴンクエストIV の購入のときもそうだった。あまりの人気に、近所の電気屋では抽選での販売となった。私と弟が参加したが、結局私は大外れ。弟が運良く購入権を獲得したのでなんとか入手し、ドラクエ4をプレイすることはできた。しかし、私は抽選後ずっと、自分のくじ運の無さを痛感していた。
今の仕事をするようになってからは、ビンゴ運の無さを思い知らされることとなる。毎年秋に旅行があり、その旅程には豪華賞品を争奪するビンゴがある。今までに逃した賞品はプレイステーション2やゲームキューブなど。毎回涙を飲んでいる。
みんなが狙う最高額賞品を当てられないのは仕方がない。問題は、私の戦績にある。私はほぼ毎回、ビンゴになるのは一番最後、すなわち最下位だ。最下位でも選択権が無いだけで、なんらかの賞品をもらうことはできる。しかしそれに甘んじていては私は一生ビンゴ運の悪さを引きずったまま生きることになる。それは何としてでも避けたい。私は、自分の悪運を乗り越える必要がある。
- 今年こそ
今年の秋の旅行の目玉賞品は iPod だ。賞品を決めるアンケートで私が希望した物だ。iPod をこの手に収めることができれば、ぼくは自分の悪運を乗り越えられるってことだッ! ぼくはみんなが狙う目玉賞品をビンゴで当てられる大人になりたいッ!- クアッド・リーチ
ビンゴが始まる。ビンゴのルールは今までと同じ単純明快なもの。ビンゴになった順に、好きな賞品を選べるというものだ。今回のビンゴ参加者は13人。本当は14人だったのだが、今日の朝になって寝坊して来られなくなった人がいる。当人には悪いが、おかげで競争率が少し下がった。
ビンゴカードが配られる。もう既に勝負は始まっている。気合いを入れてカードを選ばなければならないが、最初から異常に高いテンションでいると肝心なときに冷静な判断が下せなくなる。ここは無心で行くべきだろう。私が選んだカードは No. 1756。この数字が私にとってのラッキーナンバーでありますように。
ビンゴスタート。バスガイドさんがビンゴマシンを回し、ボールに書かれた番号を読み上げていく。滑り出しはまあ悪くない。中央の FREE を含めて、三つほど穴が空いた。ただ、かなりバラバラな位置なのが気になる。
ガイドさんは次々とビンゴマシンを回し、数字を読み上げていく。進むにつれて、4つ穴が空いてリーチを宣言する人も出始めた。私はまだ一つもリーチになっていない。状況はあまり良くない。まずいな。
「49です。」ガイドさんがボールの番号を読み上げる。おおっ、リーチがひとつできた! これでビンゴへの布石は整った。
その後もリーチが続く。ダブルリーチ、トリプルリーチ。クアッドリーチ。周の人もかなりのリーチができている。だれがビンゴになってもおかしくない状況。そこへ、声が上がった。「ビンゴ!」
- 自分の運を乗り越える
なんと、私より先にビンゴになってしまった人が出た。非常にまずい。ビンゴになったのは私よりも若い女の子。しかし音楽にはそれほど興味があるようではなさそうなので、iPod を選ぶ確率はそんなに高くないだろう。さて、彼女は賞品に何を選ぶんだろう?「じゃあ、iPod を・・・」 ちょっと待てぇーッ。私は彼女に問いかける。「君は本当にそれが欲しいのか? 君は本当にその賞品を使うのか?」 聞くところによると、ヤフーオークションで転売するという。なんだそれ。私は彼女への言葉を続ける。「君が本当に欲しいと思うもの、そして君の役に立つと思うものを選ぶんだ。」
彼女は長考に入った。全商品から選べるんだから、それはそれはよく考える必要があるだろう。長考の結果彼女が選んだものは「布団乾燥機」だった。これで最大の危機は去った。しかし、勝負はこれからだ。なぜなら、私がまだビンゴになっていないという事実は変わらないからだ。問題は私自身の悪運にあるのだ。
他人を負かすってのは、そんなにむずかしい事じゃあないんだ・・・・・・・・・。もっとも『むずかしい事』は! いいかい! もっとも『むずかしい事』は! 『自分を乗り越える事』さ! これからが勝負だ。他人の強運などたいした問題ではない。今のようにどうにでもなる。しかし、自分のビンゴだけはどうにもならない。とにかくどこか一列を揃えなければ、ビンゴにはならない。
- ビンゴ!
クアッドリーチのまま、ビンゴは進む。現在私のカードでは、4つの列がビンゴ成立を今か今かと待っている。30、54、70、75、いずれかが来れば、私はビンゴになる。私は、これらの番号が読み上げられて私のカードにビンゴが形成されるビジョンを描く。ビンゴを左右するのは運だけではない。精神の力が戦いを左右する。30、54、70、75。30、54、70、75。さあガイドさん、番号を読み上げてください。「54 です。」やった。ビンゴだ。とうとう私は自分の悪運と決別することができた。意気揚々と iPod を受け取りに行く。コジマ電気のお買い物袋の中に入った立方体のパッケージ。iPod 20GB だ。
このようにして私は iPod を手に入れた。しかし、重要なのは iPod を入手できたことではない。iPod はお金を出せば買える。自分の描くビジョンによって自分の運を乗り越えたことが重要なのだ。ぼくは自分の力で運を変えた・・・ 自分を乗り越えるってのは そーいうことなんだぜ。