『クレジットカードのごほうび』を読了。
カードの有効な使い方と、ポイントや特典が有利なカードを紹介した本。カードをあまり使わない人、特典の恩恵や年会費のコストを気にしていない人向けに、こうすればお得というやり方を説明している。
カードをお得に使うポイントは以下の2点。
・支払いは「一回払い」を使い、手数料や金利がかからないようにする。
・カードは一枚にまとめて、ポイントを集約する。ただし、使い方によってはお得になるカードをもう一枚くらいなら持っても良い。
- 『クレジットカードのごほうび』のおすすめカード
特典が有利なおすすめカードが載っていた。興味を引いたのは以下のカード。62ページ ANA カード。
マイルをためて航空券に替えられる。飛行機を使うことがわかっているならこれ。
68ページ P-One カード。
常に請求時1%割引。その上ポイントまで付く。公共料金の決済だけでも有利。私が今使ってるのもこれ。2006-11-19 の「すべての買い物が1%割引になるクレジットカード P-One カードを申し込んだ」参照。
70ページ セゾンカード。
ポイントの有効期限が永久。
78ページ 出光カード。
利用額に応じてガソリン代が安くなる。利用額1万円ごとに、リッターあたり1円引き。上限30円引きまで。車をよく使う人向け。
- 少額の支払いでもクレジットカード払いで問題ない
32ページ。Q.
コンビニでカード払いするのって、ちょっと勇気がいります。
A.
「少額だから、迷惑なのでは」と考える人がいますが、コンビニで130円のおにぎりひとつをカード払いしても、ぜんぜん問題ありません。店員さんだって嫌な顔ひとつしませんよ。
むしろおつりを渡すときのミスがないのでうれしいくらいですと言った店員さんがいました。
カードを使えば自分が小銭を数えたりする必要がなくて楽なんだけど、それは店員さんにとってもおなじ事なんだよね。コンビニやスーパーならばサインも要らないし、便利。
最近、出費が多い。家計を見直して無駄遣いを減らすことにした。また、必要な買い物については可能な限り賢く買うことにした。というわけで、クレジットカードに詳しい友達にコンサルティングをしてもらった。友達はクレジットカードに非常に詳しく、いろいろな技や仕組みを駆使してポイント(マイレージ)を集めまくっている。
P-One カードは請求額から1%引きというところが売り。年会費無料。さらにポイントも付く。ポイントはキャッシュバックすると0.35%程度とのことなので、合計1.35%の還元率となる。P-One の名前は、Percent One の略なのかな。
クレジットカード,年会費無料,P-Oneカード,ポケットカード
http://www.pocketcard.co.jp/card/card_01.html
ANA カードは年会費が必要だったり、リボ払いの繰り上げ返済が必要だったりといろいろと手間がかかるが、2%程度の還元率になるとのこと。
ANAマイレージクラブ - ANAカードのご案内
http://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/
さて、どれを選ぼうかな。ANA カードは飛行機を使う人ならいいだろうけど、私はほとんど使わない。また、手間がかかるのも良くない。P-One カードは1% + ポイントと ANA カードに比べると還元率で見劣りするが、年会費が無料でシステムがシンプルなのが良い。エンジニアならシンプルさを尊ぶべしということで、今回はP-One カードを作ることにした。
携帯電話、プロバイダ、各種公共料金、そして日々の買い物と、それらが常に1%引きになるのはすごい。何もしなくても、何も考えなくても、請求時に1%引きという仕組みは非常に明快でよい。しかも、割引は請求時なのでタイムラグがない。素晴らしい。
ただ、P-One カードにもわかりにくい部分はある。1円未満の端数の処理の部分だ。エンジニアならこのあたりの仕様がどうなっているか非常に気になるところ。
調べたところ、P-One カードの割引は一回の買い物の決済ごとに行われ、1円未満の割引額は切り捨てになるという仕組みなのだそうだ。つまり、5980円の買い物を P-One カードで決済し、さらに2625円の買い物を P-One カードで決済した場合、それぞれ59円と26円の割引となる。というわけで、98円のお菓子を買って P-One カードで決済しても割引は無い。そういう買い物ばかりをカードで決済するという使い方の場合、P-One カードは向かない。
今回は P-One JCB にしたが、これは私が JCB のカードを一枚も持っていないため。どうしても JCB が欲しいという人でなければ、VISA か Master がおすすめ。JCB は VISA や Master に比べると、利用できる店舗が少しだけ少ないからだ。
- 今使っているクレジットカードと決済額
今までいくつかクレジットカードを使ってきたが、私が今メインで使ってるのはセゾンVISA カードだ。年間決済金額は数十万円。決済額は年によってばらつきがある。- P-One カードと ANA カードがおすすめ
結論から言うと、すべてが1%割引になる P-One カードと ANAカードを勧められた。使い方によっては有利になるカードは他にもいろいろあるようなので、それらはあとでゆっくり調べることにした。ただ、私の場合、どう使っても十分有利になるのは上記のカードだそうだ。P-One カードは請求額から1%引きというところが売り。年会費無料。さらにポイントも付く。ポイントはキャッシュバックすると0.35%程度とのことなので、合計1.35%の還元率となる。P-One の名前は、Percent One の略なのかな。
クレジットカード,年会費無料,P-Oneカード,ポケットカード
http://www.pocketcard.co.jp/card/card_01.html
ANA カードは年会費が必要だったり、リボ払いの繰り上げ返済が必要だったりといろいろと手間がかかるが、2%程度の還元率になるとのこと。
ANAマイレージクラブ - ANAカードのご案内
http://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/
さて、どれを選ぼうかな。ANA カードは飛行機を使う人ならいいだろうけど、私はほとんど使わない。また、手間がかかるのも良くない。P-One カードは1% + ポイントと ANA カードに比べると還元率で見劣りするが、年会費が無料でシステムがシンプルなのが良い。エンジニアならシンプルさを尊ぶべしということで、今回はP-One カードを作ることにした。
- 何もしなくても自動的に1%引きになるところが P-One カードの良さ
はっきり言って、私にとっては常時1%引きだけでも十分利用価値がある。少なくとも今まで使っていた セゾンカードの 0.5%の倍以上の還元率だ。携帯電話、プロバイダ、各種公共料金、そして日々の買い物と、それらが常に1%引きになるのはすごい。何もしなくても、何も考えなくても、請求時に1%引きという仕組みは非常に明快でよい。しかも、割引は請求時なのでタイムラグがない。素晴らしい。
ただ、P-One カードにもわかりにくい部分はある。1円未満の端数の処理の部分だ。エンジニアならこのあたりの仕様がどうなっているか非常に気になるところ。
調べたところ、P-One カードの割引は一回の買い物の決済ごとに行われ、1円未満の割引額は切り捨てになるという仕組みなのだそうだ。つまり、5980円の買い物を P-One カードで決済し、さらに2625円の買い物を P-One カードで決済した場合、それぞれ59円と26円の割引となる。というわけで、98円のお菓子を買って P-One カードで決済しても割引は無い。そういう買い物ばかりをカードで決済するという使い方の場合、P-One カードは向かない。
- Web サイトから P-One カード発行申し込み完了
前述の P-One カードの Web サイトから申し込みができるので、P-One カード 青 JCB を申し込んだ。今回は P-One JCB にしたが、これは私が JCB のカードを一枚も持っていないため。どうしても JCB が欲しいという人でなければ、VISA か Master がおすすめ。JCB は VISA や Master に比べると、利用できる店舗が少しだけ少ないからだ。