業務で使っている開発用の PC が更新され、新マシンとして 東芝 EQUIUM 5170 が配備された。旧マシンではパワー不足で Visual Studio 2005 Team System を使うには一苦労だったが、これからは実用可能なレベルになるだろう。
CPUは Intel Celeron 1.7GHz。CPU コアは Willamette (ウィラメット)。通称「藁セレ」。クロック周波数は高いが、実際の演算性能はあまり高くない。
メモリは512MB。PC133 SDRAM で、ECC がついていた。ECC の意味は 2004-06-24 の「メモリの ECC と Registered と Unbuffered の意味」を参照。
このマシン、PCI スロットに空きがあったため、追加で PCI のビデオカードを挿してマルチディスプレイを構成して使っていた。これは 2004-04-20 の「Radeon 7000 と S3 ViRGE/VX でマルチモニタ」に書いた。
http://dynabook.com/pc/catalog/equium/06122651/spec.htm
今回配備されたマシンは EQUIUM 5170 の PE51734PNN81P という型式のもの。特徴としては、デュアルコアであることと、標準構成で DVI + アナログRGB のマルチディスプレイに対応していることが挙げられる。
CPUは Intel PentiumD 945 3.40GHz で、コアは Presler (プレスラ)。2MB の二次キャッシュをコアごとに搭載している。2MB ってものすごい大容量に感じるなあ。デュアルコアだし、これでしばらくはストレスなく使えるかな。
メモリは最初から 2GB に増設されて納入された。Visual Studio 2005 や Virtual PC を使うのであれば正しい判断だと思う。2GB を超えると32bit環境ではいろいろと手間がかかるが、2GB までならそんな面倒もない。
SATA インターフェイス、DVD-ROM、USB2.0、IEEE1394、ギガビットイーサなどを搭載しているが、今の PC としては当たり前なので取り立ててどうということもないかな。CardBus がついてるのはちょっと意外というか余計。あ、でもPHS カードを使ったテストに使えるか。SD カードスロットはセキュリティの観点からも使うことはないので必要ないのだけど、東芝製だから仕方ないかな。
標準構成で DVI + アナログRGB のデュアルモニタができるのは非常にうれしい。本当に便利なので、エンジニアはみんなマルチディスプレイ構成を作るべきだ。
上面と底面の通気口をふさいでしまっている人が何人もいたので個別に注意した。本体を支える足を付けるのは面倒だけど、マシンの寿命が短くなったり安定性が損なわれるのは困る。もっとも、このプロセッサは熱が一定ラインを超えると自動的にクロックを落として縮退動作するらしい。ただ、これに頼っていてはせっかくの性能が宝の持ち腐れだ。
標準のディスプレイは残念ながら 19インチの 1280 * 1024 SXGA だ。これはまあ仕方ないかなあ。1600 * 1200 の UXGA くらいの解像度がほしい。ビデオカードは対応しているので、あとでモニタを持ち込もうかなあ。
拡張という点では、PCI-Express と PCI スロットがロープロファイル専用であることと、PCI-Express が x1 しかないのが残念。ちなみに x16 の PCI-Express スロットは、Intel 82945G で DVI 出力をするための拡張カードがすでに占有している。
正規表現検索で ^sonic64 を「大文字小文字を区別しない」オプション付きで検索。
検索スレッドの個数は2、スレッド優先度の設定はアイドル、ターゲット複数時の判定アルゴリズムの選択はAho-Corasick、SSE2の128bit整数演算を利用するをオン。
おお、すごい。秒間170万から180万くらい探せてる。旧マシンの値は忘れたけど、軽く数倍のパフォーマンスが出てるよ。頼もしいなあ。
・・・? なんかファンがものすごい轟音を立てて回り始めたんですが・・・。本体上面の排気口から出る空気もとてもあったかい。噂通り、ものすごい熱が出るんだなあ。これ暖房器具として使えるんじゃないの?
この PC は前と同じように3年くらい使うことになると思う。よろしくね。
- 旧マシンは FMV E-600
旧マシンは富士通の FMV E-600 だった。2003年の4月に配備されたデスクトップPC。CPUは Intel Celeron 1.7GHz。CPU コアは Willamette (ウィラメット)。通称「藁セレ」。クロック周波数は高いが、実際の演算性能はあまり高くない。
メモリは512MB。PC133 SDRAM で、ECC がついていた。ECC の意味は 2004-06-24 の「メモリの ECC と Registered と Unbuffered の意味」を参照。
このマシン、PCI スロットに空きがあったため、追加で PCI のビデオカードを挿してマルチディスプレイを構成して使っていた。これは 2004-04-20 の「Radeon 7000 と S3 ViRGE/VX でマルチモニタ」に書いた。
- 新マシン 東芝 EQUIUM 5170 のスペック
EQUIUM 5170 仕様・ソフトウェアhttp://dynabook.com/pc/catalog/equium/06122651/spec.htm
今回配備されたマシンは EQUIUM 5170 の PE51734PNN81P という型式のもの。特徴としては、デュアルコアであることと、標準構成で DVI + アナログRGB のマルチディスプレイに対応していることが挙げられる。
CPUは Intel PentiumD 945 3.40GHz で、コアは Presler (プレスラ)。2MB の二次キャッシュをコアごとに搭載している。2MB ってものすごい大容量に感じるなあ。デュアルコアだし、これでしばらくはストレスなく使えるかな。
メモリは最初から 2GB に増設されて納入された。Visual Studio 2005 や Virtual PC を使うのであれば正しい判断だと思う。2GB を超えると32bit環境ではいろいろと手間がかかるが、2GB までならそんな面倒もない。
SATA インターフェイス、DVD-ROM、USB2.0、IEEE1394、ギガビットイーサなどを搭載しているが、今の PC としては当たり前なので取り立ててどうということもないかな。CardBus がついてるのはちょっと意外というか余計。あ、でもPHS カードを使ったテストに使えるか。SD カードスロットはセキュリティの観点からも使うことはないので必要ないのだけど、東芝製だから仕方ないかな。
標準構成で DVI + アナログRGB のデュアルモニタができるのは非常にうれしい。本当に便利なので、エンジニアはみんなマルチディスプレイ構成を作るべきだ。
- EQUIUM 5170 のスペックで残念な点
旧マシンに比べると圧倒的にハイパワーな CPU を積んでいるけど、このプロセッサはものすごい発熱で有名。本体底面と上面の通気口は決してふさがないようにすべき。上面と底面の通気口をふさいでしまっている人が何人もいたので個別に注意した。本体を支える足を付けるのは面倒だけど、マシンの寿命が短くなったり安定性が損なわれるのは困る。もっとも、このプロセッサは熱が一定ラインを超えると自動的にクロックを落として縮退動作するらしい。ただ、これに頼っていてはせっかくの性能が宝の持ち腐れだ。
標準のディスプレイは残念ながら 19インチの 1280 * 1024 SXGA だ。これはまあ仕方ないかなあ。1600 * 1200 の UXGA くらいの解像度がほしい。ビデオカードは対応しているので、あとでモニタを持ち込もうかなあ。
拡張という点では、PCI-Express と PCI スロットがロープロファイル専用であることと、PCI-Express が x1 しかないのが残念。ちなみに x16 の PCI-Express スロットは、Intel 82945G で DVI 出力をするための拡張カードがすでに占有している。
- トリップ検索ツールでちょっとベンチマーク
2ちゃんねるのトリップ検索ツール Tripcode Explorer (Tx2ch) v1.2.5 を動かしてみる。正規表現検索で ^sonic64 を「大文字小文字を区別しない」オプション付きで検索。
検索スレッドの個数は2、スレッド優先度の設定はアイドル、ターゲット複数時の判定アルゴリズムの選択はAho-Corasick、SSE2の128bit整数演算を利用するをオン。
Generate: 39MTrips Time: 00:00:22 Round: 1.79MTrips/sec Average: 1.77MTrips/sec
おお、すごい。秒間170万から180万くらい探せてる。旧マシンの値は忘れたけど、軽く数倍のパフォーマンスが出てるよ。頼もしいなあ。
・・・? なんかファンがものすごい轟音を立てて回り始めたんですが・・・。本体上面の排気口から出る空気もとてもあったかい。噂通り、ものすごい熱が出るんだなあ。これ暖房器具として使えるんじゃないの?
この PC は前と同じように3年くらい使うことになると思う。よろしくね。