ヤマダ電機宇都宮本店に行ったついでにマウスコーナーでチルトホイール付きマウスを体験してきた。体験したのは Wireless IntelliMouse Explorer の方だ。
他のモデルの候補としては、MS 製では 5ボタンの IntelliMouse Optical だろう。これはモデルチェンジしていないため、試した中では一番 IntelliMouse Explorer 3.0 に近かった。右側の第5ボタンは押しにくいので、使い物になるボタンが実質一つ減ってしまうという欠点はあるが。
あとは ロジクールの 8ボタンマウス MX-500、6ボタンマウス MX-310 だろうか。ただ、MX-500 は IntelliMouse Explorer 3.0 に比べるといまいち手の位置が安定しない。というか、8ボタンを活用できるベストな位置が見つからない。とくにホイールの上側に付いているボタンは押しにくい。8ボタンのうちのいくつかは使わない事になるだろう。また、チルトホイール付 IntelliMouse Explorer 程ではないが、ホイールクリックが IntelliMouse Explorer 3.0 に比べると少し固いのが難点だ。
MX-310 は6ボタンだが、ホイールクリックが柔らかい。また、MX500 に比べればボタンも少なくなるので、持ち方も安定しやすい。
これはかなり良くできている。左クリックボタン、右クリックボタンともに軽すぎず重すぎないクリック感。段階の付いた小気味良いホイール回転。ホイールクリックは左クリックよりもほんの少しだけ重くなるような微妙な調整。左側奥の第5ボタンは少し奥に配置されていてわずかに押しづらいものの、左側手前第4ボタンは親指の位置にぴったりで無理なく押せる。高い完成度を持っているマウスだ。
今使っているモデルは IntelliMouse Explorer としては3代目で、初代に比べて大きく改良されている。初代のモデルはもっと大きく、手に余る感じだった。初めて買ったのは2000年の3月頃だったろうか。
初代モデルは断線がひどかった。大体1年に一度、ケーブルのマウス側の根本の部分が断線する。マウスのお尻の赤い光が点いたり消えたりしたら断線の目印だ。赤い光が点いたり消えたりするという動作は、OS からは USB ケーブルを高速で抜き差しするような動作に見えるため、あっという間に Windows98 がブルースクリーンになって落ちる。光学センサーのスキャン回数を1500回から2000回に増やした IntelliMouse Explorer になってもこの症状は変わらなかった。マイクロソフトによる5年保証がついていたので、2回壊れても無償修理扱いで済んだのは不幸中の幸い。修理といっても新モデルと交換するだけだが。私が断線に悩まされなくなったのは IntelliMouse Explorer 3.0 からだ。
初代モデルは定価で10000円くらいしたが、5ボタンの快適さは欠点を補って余りあったし、5年保証は安心感があった。IntelliMouse Explorer 3.0 になって光学センサーのスキャン回数が2000回から一気に6000回に改良され、価格も実売6800円くらいに値下げされた。形も少し小さく使いやすくなっており、これは本当にお買い得なマウスだと思っていた。その良いマウスがさらにチルトホイールで進化したと期待していたのだが、今回のチルトホイール付 IntelliMouse Explorer ははっきり言って退化だ。実に残念だ。
今回の記事は IntelliMouse Explorer 3.0 とひき比べてばかりだが、それだけ良くできているということだ。IntelliMouse Explorer 3.0 から乗り換えたくなるようなマウスの登場を望んでやまない。
- チルトホイールってそんなに使う?
このマウスの特徴はなんと言ってもチルトホイール。左右に傾けることで簡単に横スクロールができること売りだ。確かに横スクロールが多い仕事では重宝するかもしれない。私はあまり横スクロールする仕事は多くないので恩恵が少ないけど。ホイールの縦方向の回転は無段階に変更されていた。これはあまり違和感は無かった。問題はホイールのクリックだ。- ホイールクリックが固すぎる
前作 IntelliMouse Explorer 3.0 に比べてホイールクリックが固すぎる。ゲームキューブのコントローラの LR ボタンの最後の押しこみ部分くらい固い。チルト機能を付けたことで、ホイールクリックを固くせざるを得なかったのだろうが、はっきり言ってこれでは使い物にならない。私は Sleipnir や Mozilla で「リンク先を新規タブで開く」や「タブを閉じる」をホイールクリックに割り当てているため、ホイールのクリック感は重要だ。- 左クリックボタン、右クリックボタンは良い仕上がり
左クリックボタン、右クリックボタンは良い。前作 IntelliMouse Explorer 3.0 と同じ良いクリック感だ。- 有線版チルトホイール付 IntelliMouse Explorer もいつの間にか発売されていた
無線は電池の心配があるし、消費電力を減らす為にマウスが勝手に性能を落とすのが嫌なので有線版の チルトホイール付 IntelliMouse Explorer の発売を待っていたのだが、いつの間にか発売されていた。- チルトホイール付 IntelliMouse Explorer はおすすめできない
チルトホイール付 IntelliMouse Explorer は出来がいまいち。これでは高い操作性を求めて IntelliMouse Explorer を買う意味がない。他のモデルを使った方がマシだ。ただ、最低でも4つ以上のボタンを備えた物が必要だ。他のモデルの候補としては、MS 製では 5ボタンの IntelliMouse Optical だろう。これはモデルチェンジしていないため、試した中では一番 IntelliMouse Explorer 3.0 に近かった。右側の第5ボタンは押しにくいので、使い物になるボタンが実質一つ減ってしまうという欠点はあるが。
あとは ロジクールの 8ボタンマウス MX-500、6ボタンマウス MX-310 だろうか。ただ、MX-500 は IntelliMouse Explorer 3.0 に比べるといまいち手の位置が安定しない。というか、8ボタンを活用できるベストな位置が見つからない。とくにホイールの上側に付いているボタンは押しにくい。8ボタンのうちのいくつかは使わない事になるだろう。また、チルトホイール付 IntelliMouse Explorer 程ではないが、ホイールクリックが IntelliMouse Explorer 3.0 に比べると少し固いのが難点だ。
MX-310 は6ボタンだが、ホイールクリックが柔らかい。また、MX500 に比べればボタンも少なくなるので、持ち方も安定しやすい。
- 今使っているマウス IntelliMouse Explorer 3.0
色々試してみたが、やはり私にとって最高のマウスは IntelliMouse Explorer 3.0 だ。{Microsoft IntelliMouse Explorer}:amazon:B00008B4BH
これはかなり良くできている。左クリックボタン、右クリックボタンともに軽すぎず重すぎないクリック感。段階の付いた小気味良いホイール回転。ホイールクリックは左クリックよりもほんの少しだけ重くなるような微妙な調整。左側奥の第5ボタンは少し奥に配置されていてわずかに押しづらいものの、左側手前第4ボタンは親指の位置にぴったりで無理なく押せる。高い完成度を持っているマウスだ。
今使っているモデルは IntelliMouse Explorer としては3代目で、初代に比べて大きく改良されている。初代のモデルはもっと大きく、手に余る感じだった。初めて買ったのは2000年の3月頃だったろうか。
初代モデルは断線がひどかった。大体1年に一度、ケーブルのマウス側の根本の部分が断線する。マウスのお尻の赤い光が点いたり消えたりしたら断線の目印だ。赤い光が点いたり消えたりするという動作は、OS からは USB ケーブルを高速で抜き差しするような動作に見えるため、あっという間に Windows98 がブルースクリーンになって落ちる。光学センサーのスキャン回数を1500回から2000回に増やした IntelliMouse Explorer になってもこの症状は変わらなかった。マイクロソフトによる5年保証がついていたので、2回壊れても無償修理扱いで済んだのは不幸中の幸い。修理といっても新モデルと交換するだけだが。私が断線に悩まされなくなったのは IntelliMouse Explorer 3.0 からだ。
初代モデルは定価で10000円くらいしたが、5ボタンの快適さは欠点を補って余りあったし、5年保証は安心感があった。IntelliMouse Explorer 3.0 になって光学センサーのスキャン回数が2000回から一気に6000回に改良され、価格も実売6800円くらいに値下げされた。形も少し小さく使いやすくなっており、これは本当にお買い得なマウスだと思っていた。その良いマウスがさらにチルトホイールで進化したと期待していたのだが、今回のチルトホイール付 IntelliMouse Explorer ははっきり言って退化だ。実に残念だ。
今回の記事は IntelliMouse Explorer 3.0 とひき比べてばかりだが、それだけ良くできているということだ。IntelliMouse Explorer 3.0 から乗り換えたくなるようなマウスの登場を望んでやまない。
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- 斎藤 宏明。エンジニアです。宇都宮市に住んでいます。
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