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Landscape - エンジニアのメモ 2006-05-28

伝票からの仕訳日計表の作成と総勘定元帳への転記


* 伝票からの仕訳日計表の作成と総勘定元帳への転記

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簿記における伝票の処理と、総勘定元帳への転記の手順についてのメモ。要するに、どうやって伝票を処理して、それを間違いなく帳簿に反映させるかという手順。

- 仕訳日計表の作成と総勘定元帳への転記の手順

1. 伝票を集計。
2. 集計内容を仕訳日計表にまとめる。
3. まとめた内容を総勘定元帳や補助簿に転記する。

以下、各手順について。

- 伝票を集計

伝票の仕訳を書き出す。伝票の内容が単純な場合は仕訳を書き出さなくても良い。しかし、たとえば「なお、当店は仕入と売上はすべて掛でおこなっている」などと前提がある場合は、買掛金と売掛金が絡んでくる。仕訳日計表の作成時の見落しを避けるため、仕訳を書き出した方がいい。

- 日計表にまとめる

勘定科目と金額と元丁のページ番号を仕訳日計表に書き出す。日計表に記入する順番については、とくに明確に決められていない模様。私は総勘定元帳の各勘定科目のページ番号順や出現順で記入している。日計表の借方と貸方の合計は一致する。

- 総勘定元帳や補助簿に転記

まとめた内容を総勘定元帳や補助簿に転記する。

仕訳日計表の右肩のにページ番号があるので、これを仕丁欄に記入する。日付欄のうち、日にちの部分は同上記号 (〃) を使っても良い。摘要欄では使わない。得意先元帳 (売掛金元帳。得意先別の入出金を記入する。) や、仕入先元帳 (買掛金元帳) などがあれば、それらにも転記する。

- 伝票、仕訳日計表、総勘定元帳の文法 (?) と意味を覚え、作成の手順を身につける

伝票、仕訳日計表、総勘定元帳のどこに何が書いてあって、それぞれどんな意味なのかを理解すれば、簿記における伝票や仕訳日計表の問題はかなり簡単。取引は非常にシンプルなので仕訳も簡単。複雑な有価証券や決算整理仕訳もない。

ただ、最初は非常に取っつきが悪い。問題集の解答の仕訳日計表や総勘定元帳を見ても、そこにたどり着くための過程がよくわからない。理解するためには、解説を読んで一つ一つトレースしていく必要がある。要するにデバッガでステップ実行する必要があるってことだ。ここら辺はテキストで学ぶよりも、人に教わった方がいいところだなあ。

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