書きかけのメモを整理していたら、「SC-724A YMF-724 搭載サウンドカードのメモ」というのを見つけた。途中で終わってるけど、消すのはもったいないのでここに記録しておくことにする。
今は 2005-06-18 の「Athlon64 マシンを自作する」で作った Athlon64 マシンがメインマシンになっている。ASUS A8V-E マザーボードのオンボード SPDIF を使ってるために YMF-724 はサブマシン行きになったけど、いまでも愛着はある。
今週見つけた新製品(1998/6/27)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/980627/newitem. ...
パッケージにはカエルとトンボの写真があしらわれている。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/980627/image/sc ... の画像ではパッケージがカードに隠れていて見えないけど。
YMF-724 は YAMAHA MU-50 相当の XG MIDI 音源を搭載していた。さすがにこれを音源として作曲したりするのは難しいが、聴くだけなら結構使えた。当時は mp3 は流行始めで、ネットワークで配布されている音楽といえば MIDI や MOD だった。
MIDI を聴く場合は MIDI 音源が必要。お金のある人は Roland の SC-88Pro や YAMAHA の MU-90 などの MIDI 音源を購入していたが、これらは DTM を楽しんだりする人向け。値段も8万円くらいするため、聴くだけの人にはちょっと手が出ない。
ソフトウェア MIDI 音源というものもあったが、フリーのものでは使いこなすのはちょっと難しかった。シェアウェアでは WinGroove が、製品では Roland の Vritual Sound Canvas などがあったが、CPU パワーを消費するという仕組み上避けられない欠点があった。1998年頃の CPU って PentiumII や K6 が主流の頃 CPU の性能も低かったので、常に CPU パワーを食われるのはつらい。何より OS が Windows98 とかなので不安定。負荷をかけるソフト自体をあまり使いたくなかった。
そこに YMF-724 が登場した。XG 互換の MIDI 音源が搭載されていたことは非常に歓迎された。あんまり使われていないようだけど、Sondious XG という物理モデリング音源まで搭載されていたようだ。チップ自体も良くできていたようで、メーカー製パソコンのオンボード音源として採用されることが多かったようだ。
YMF-724 搭載カードにはデジタル音声出力端子が付いているモデルが多く、手軽に高音質を実現できるデジタルアウトを実現する手段として利用されることが多かった。私がこのカードを購入したのもデジタルアウトを使いたかったからだ。
その後 YMF-744 や YMF-754 などの後継チップが出た後、YMF-724 シリーズは終了してしまったようだ。ただ、これらの技術は携帯電話向け音源チップに受け継がれているという話をどこかで聞いたことがある。詳しくないのでよく知らないけどね。
購入した1998年からずーーーっっと使い続けてる。もう7年目になるか。電源とケースに次いで長く使ってるパーツだ。
SC-724A のデジタル出力端子は同軸。コアキシャルとも呼ばれるタイプ。S/PDIF の同軸デジタル音声ケーブルはビデオの黄色いケーブルと物理的な規格が同じ。つまり、2004-12-10 に書いた「S端子ケーブルでテレビとゲーム機を繋ごう」のコンポジットケーブルの黄色い部分ってことだ。
私はビデオデッキにおまけで付いてたケーブルから、黄色の線だけを引きちぎって一本だけにして、それをサウンドカードとアンプの接続に使っている。もちろん、音質を重視するエンスージアスユーザー向けには高級な同軸デジタルケーブルが売られている。でも、私にはこれで十分。ケーブルにお金をかけるよりも、スピーカーにお金をかける方が先だと思うしね。
アップサンプリングを回避するには、ダイレクトに出力できる機能を持ったカードとドライバを使う必要がある。
2ちゃんねるの「YMF-7X4 シリーズ友の会」スレや「YMF-7x4の備忘録」が役に立つ。というか、それを見れば十分。
YMF-7X4シリーズ友の会 Part6
http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1091619668/l50
YMF-7x4の備忘録、題して「はじめてのインストール」
http://www.dd.iij4u.or.jp/~nmaeda/computer/ymf7x4/
そういえば、私のドライバのバージョンはいくつだろう。
コントロールパネルの ヤマハ DS-XG 設定の概要タブにドライバのバージョンが表示される。
あれ? このバージョンのドライバってちょっと古いよね。まあいいか。
今は 2005-06-18 の「Athlon64 マシンを自作する」で作った Athlon64 マシンがメインマシンになっている。ASUS A8V-E マザーボードのオンボード SPDIF を使ってるために YMF-724 はサブマシン行きになったけど、いまでも愛着はある。
- SC-724A YMF-724 搭載サウンドカードのメモ
メインで使っている YMF-724 チップ搭載サウンドカード SC-724A についてのメモ。- SC-724A とは
SC-724A は SOUND CROWN 社のサウンドカード。 YAMAHA の YMF-724 チップ搭載。他の YMF-724 搭載カードの OEM 品の模様。今週見つけた新製品(1998/6/27)
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/980627/newitem. ...
最近話題のYAMAHA製サウンドチップ YMF724を搭載したPCIサウンドカード。基板には「HARMONY 3DS724A」や「ATC6655」などと書いてあり、カードのデザインも同じ事からA-TRENDのATC-6655と同じ製品のようだ。
パッケージにはカエルとトンボの写真があしらわれている。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/980627/image/sc ... の画像ではパッケージがカードに隠れていて見えないけど。
- YMF-724 は人気だった
当時は YMF-724 チップ搭載カードに人気があった。何より安かったしね。YMF-724 は YAMAHA MU-50 相当の XG MIDI 音源を搭載していた。さすがにこれを音源として作曲したりするのは難しいが、聴くだけなら結構使えた。当時は mp3 は流行始めで、ネットワークで配布されている音楽といえば MIDI や MOD だった。
MIDI を聴く場合は MIDI 音源が必要。お金のある人は Roland の SC-88Pro や YAMAHA の MU-90 などの MIDI 音源を購入していたが、これらは DTM を楽しんだりする人向け。値段も8万円くらいするため、聴くだけの人にはちょっと手が出ない。
ソフトウェア MIDI 音源というものもあったが、フリーのものでは使いこなすのはちょっと難しかった。シェアウェアでは WinGroove が、製品では Roland の Vritual Sound Canvas などがあったが、CPU パワーを消費するという仕組み上避けられない欠点があった。1998年頃の CPU って PentiumII や K6 が主流の頃 CPU の性能も低かったので、常に CPU パワーを食われるのはつらい。何より OS が Windows98 とかなので不安定。負荷をかけるソフト自体をあまり使いたくなかった。
そこに YMF-724 が登場した。XG 互換の MIDI 音源が搭載されていたことは非常に歓迎された。あんまり使われていないようだけど、Sondious XG という物理モデリング音源まで搭載されていたようだ。チップ自体も良くできていたようで、メーカー製パソコンのオンボード音源として採用されることが多かったようだ。
YMF-724 搭載カードにはデジタル音声出力端子が付いているモデルが多く、手軽に高音質を実現できるデジタルアウトを実現する手段として利用されることが多かった。私がこのカードを購入したのもデジタルアウトを使いたかったからだ。
その後 YMF-744 や YMF-754 などの後継チップが出た後、YMF-724 シリーズは終了してしまったようだ。ただ、これらの技術は携帯電話向け音源チップに受け継がれているという話をどこかで聞いたことがある。詳しくないのでよく知らないけどね。
- SC-724A の購入場所と価格と時期
私の SC-724A の購入場所は秋葉原のソフトクリエイト FM 館だったと思う。今はもうなくなっちゃったかな。パッケージに貼ってある値札シールによると、価格は4250円。私は1998年頃にデジタル入力端子付きの AV アンプを購入しており、それに接続できるカードを探していた。で、4000円強でデジタルアウトできるカードということで SC-724A に飛びついたのだ。購入した1998年からずーーーっっと使い続けてる。もう7年目になるか。電源とケースに次いで長く使ってるパーツだ。
- S/PDIF 同軸デジタル出力端子搭載
このカードを購入した最大の理由がこれ。とにかくデジタル音声出力端子を使いたかった。当時のサウンドカードや PC ではアナログで音声を出力していることが多かった。ノイズ渦巻く PC からアナログ出力すれば、当然出力にもノイズが乗る。それを解決するのがデジタルアウトというワケだ。SC-724A のデジタル出力端子は同軸。コアキシャルとも呼ばれるタイプ。S/PDIF の同軸デジタル音声ケーブルはビデオの黄色いケーブルと物理的な規格が同じ。つまり、2004-12-10 に書いた「S端子ケーブルでテレビとゲーム機を繋ごう」のコンポジットケーブルの黄色い部分ってことだ。
私はビデオデッキにおまけで付いてたケーブルから、黄色の線だけを引きちぎって一本だけにして、それをサウンドカードとアンプの接続に使っている。もちろん、音質を重視するエンスージアスユーザー向けには高級な同軸デジタルケーブルが売られている。でも、私にはこれで十分。ケーブルにお金をかけるよりも、スピーカーにお金をかける方が先だと思うしね。
- YMF724 のデジタルアウトは 48KHz 固定
YMF-724 のデジタルアウトは 48KHz 固定だ。CD からリッピングした音声データは普通 44.1KHz だが、YMF-724 からデジタル出力すると強制的に 48KHz にアップサンプリングされる。このときに音質劣化が発生するそうな。ダウンサンプリングじゃなくてアップサンプリングしてるだけだから波形は変わらないような気もするけど。アップサンプリングを回避するには、ダイレクトに出力できる機能を持ったカードとドライバを使う必要がある。
- YMF-7x4 シリーズとドライバ
YMF-7X4 シリーズはドライバを他社の YMF-7X4 チップ搭載カードに適用できることが多い。というわけで、私も Labway か NEC のカード向けのドライバを使っていたと思う。というか、安定しすぎてどこのドライバ使ってるのか忘れた。2ちゃんねるの「YMF-7X4 シリーズ友の会」スレや「YMF-7x4の備忘録」が役に立つ。というか、それを見れば十分。
YMF-7X4シリーズ友の会 Part6
http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1091619668/l50
YMF-7x4の備忘録、題して「はじめてのインストール」
http://www.dd.iij4u.or.jp/~nmaeda/computer/ymf7x4/
そういえば、私のドライバのバージョンはいくつだろう。
コントロールパネルの ヤマハ DS-XG 設定の概要タブにドライバのバージョンが表示される。
ヤマハ DS-XG 設定
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